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サンマ前年比2倍強9・7万トン、全さんま10月集計

2018年11月15日

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水揚げされるサンマ(女川漁港)

 全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)は12日、2018年漁期初のサンマ水揚集計を発表した。10月末日時点で、数量は9万6788トンと対前年比112%増で2倍強だった。凶漁となった前年から劇的な回復を遂げたものの、不漁が続く近年平均からは同等かやや多い程度のペース。
 地域別でみると、北海道が5万4283トンの72%増に対し、本州合計が4万2504トンの201%増と、本州が3倍に伸びている。10月上旬まで遠方の漁場が中心となり、帰港までの相対的な距離の差が縮まったことで、本州側に持ち帰る選択をする船が増えた。平均単価は10キロ当たり2012円で42%安にとどまったが、金額は194億7622万5000円で22%増加した。
 今漁期は体長が短め。しかし長さの割には脂の乗りは比較的よく、一尾120~130グラムが中心できている。11月上旬も1万トンを超える量を積み上げ、11万トンまで迫った。
 17年最終(7万7169トン)は上回っており、15年最終(11万2264トン)、16年最終(10万9590トン)超えを視野に入れた。消費地市場の水産関係者は「11月になって脂の抜け方が緩やか。入荷をみる限りは11月いっぱいは鮮魚としても楽しめるのではないか」と話している。[....]