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サバ缶健康志向で3年連続1位、日缶協18年生産統計

2019年6月21日

 日本缶詰びん詰レトルト食品協会(日缶協、浦上博史会長)は19日、2018年の缶詰・ビン詰、レトルト食品の生産統計を発表した。健康志向を背景にしたサバブームで、水産缶詰の「サバ」は4万9349トンと、前年比26・6%増を記録。3年連続で生産量トップになった。サバ缶の生産が追い付かず、代用品とされたイワシも52・3%増と大幅に生産量を伸ばした。

 水産缶詰全体は11万1894トンで、前年の10万6307トンから5・3%増となった。全般的に原料不足による高騰に苦しんだが「サバ缶ブーム」が大きな追い風となって増加した。需要が多かった「サバ」は26・6%増の4万9349トンと3年連続の生産量トップで、1980年代の生産水準に追い付く形となり、水煮が40%増、味付けが11%増、味噌煮が23%増とすべての味付けで増えた。相次ぐ自然災害で長期間の保存が可能な缶詰が注目されたことや、テレビでDHA・EPAなどの健康成分が大きく取り上げられることが多かったことが要因に挙げられる。

ブームで原料不足になったサバ缶の代替品として同様の健康効果が期待されるイワシ缶も伸長した。[....]