正社員募集中

サバは小型主体で組成好転せず、青魚3種が全滅

2015年11月20日

 まき網の北部太平洋海区の秋サバ漁は11月から盛漁期に入っており、岩手県沖漁場では中旬以降、大漁の機会を増やしている。ただ、漁獲は今期の特徴である300グラム以下の小型主体の組成に変わりはなく、成長鈍化がより鮮明に示された形だ。棒受のサンマ漁と今夏のマイワシ漁がともに不振なこともあり、水揚数量に対し加工用原料としての実数量は少なく、「青魚3種が全滅」と、沿岸域の加工業者を苦しめる。

 例年なら、この時期に漁の主体となる2歳魚は400グラム前後まで成長している。だが、約30年ぶりの大卓越年級群といわれる2013年級群・2歳魚の中心重量は、現時点で270?280グラム前後、今春に鹿島沖で揚がった魚群と比較し、成長はわずかだ。[....]