サケの命学ぶ、道定置協と消費者協会が親子食育教室

2016年10月7日

実物のサケを観察しながら河村氏の話に真剣に耳を傾ける子どもたち

 北海道定置漁業協会と札幌消費者協会の共催による「親子秋さけ講習会」が1日、札幌エルプラザで開かれ、秋サケが人間や生態系に果たす大切な役割や、そのおいしさを伝えた。

 札幌消費者協会が募集した7組17人の親子が参加。水産学博士の河村博・元道立水産孵化場長が「さけがむすぶ人のくらしと自然のつながり」と題して講演。サケの一生、増殖と野生のサケについて説明しながら、サケは人間のほか多くの生き物の命を支え、地球上の森・川・海をつなぐ大切な生き物であると解説。①サケを残さず食べ、命をつなぐ②川には魚道を設け、森・川・海をつなぐ③サケについて正しい知識を学ぶ-の3つを提案。学ぶ方法として特に五感を使って体験することが大事だと強調、「一生懸命に命をつなぐサケのことを知ることで、自分たちの暮らし方を見直すきっかけにもなるかもしれない」と締めくくった。このあと①ギンケ②ブナ③河川遡(そ)上親魚-のオスとメスの実物を触り、体の大きさや形、色の違いなどをじっくり観察した。

 最後に札幌ポトフの会のメンバーを講師に、秋サケのそぼろ親子丼の作り方を実習。子供たちは包丁を握りサケを切ったりし一生懸命に調理。命をいただくことに感謝しながら、旬の味覚を楽しんだ。[....]