クロマグロ枠、まき網が小型500トン大型に振り替え

2017年5月31日

 水産庁は29日、太平洋クロマグロ管理で、大中型まき網漁業の小型魚(30キロ未満)の漁獲枠を25%(500トン)削減し、一部を大型魚(30キロ以上)の漁獲枠に振り替えると発表した。太平洋クロマグロは漁獲尾数の大半を小型魚が占めており、小型魚の漁獲を削減し大型魚の漁獲割合を増やすことで、より資源回復に効果的な漁業構造へ改革を図る。

 現在進行中の第3管理期間(今年1~12月)に小型魚の漁獲枠を現行の2000トンから1500トンに削減し、削減分の500トンのうち250トンを大型魚に振り替える。残りの250トンは水産庁留保枠となる。

 全国まき網漁業協会の成子隆英副会長は水産庁で会見記者会見し、「真摯(し)に検討を積み重ねてきた。500トンの削減は身を切る思いで決断した。これ以上の削減はできない」と強調した。[....]