カツオ漁永続へ高知から民の力結集へ、県民会議シンポ

2017年11月13日

発言力強化へ具体案を練ったシンポジウム

発言力強化へ具体案を練ったシンポジウム

カツオに関する企業や諸団体、個人らで組織する高知カツオ県民会議(会長・尾﨑正直高知県知事)の第2回シンポジウムが9日、高知市文化プラザかるぽーとで開かれた。「高知、日本へカツオを取り戻す」の目標を社会的運動にするため、認識の共有や国際会議への参加を協議。来年秋に開催される「全国豊かな海づくり大会・高知家大会」に呼応するため、活動を加速させていくことを宣言した。
 県民会議の会長代理を務める高知大学の受田浩之副学長は、今後の活動について「民(みん)の意見を反映させたい」と強調した。「おいしいカツオを食べ続けるために」との思いで、産業界から立ち上がった組織ならではの発想。クラウドファンディングを活用しカツオ資源調査への資金貢献を検討するほか、12月の中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)年次会合に県民会議として参加する。
 一方で、高知県の県魚・カツオが日本近海で漁獲減にあることに対し、県民の危機感の薄さに危惧が表明された。受田会長代理は「力を結集し、欠点を補うことで、より短時間で目標に近づきたい」と言及。豊かな海づくり大会を「大切なターニングポイント」と位置付け、来場者に協力を求めた。[....]