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カキ養殖家が食の大切さ話す、横浜の小学校で出前授業

2018年2月22日

カキ養殖の仕事や食の大切さを伝える鈴木芳則さん

 気仙沼の魚を学校給食に普及させる会(臼井壯太朗代表)は16日、横浜市立川和東小学校の6年生約140人を対象に食育授業を行った。気仙沼市唐桑地区でカキ養殖に従事する鈴木芳則さんが話をして、気仙沼産メカジキを使用した給食を提供し、食の大切さや人のつながりの大切さを伝えた。

 鈴木さんは4代続くカキ養殖業者。東日本大震災では、イカダ500基すべてを流失する壊滅的な被害を受け、「漁業はもうできないと、諦めたこともあった」と回顧した。しかし、全国から多くの支援があり「たくさんの方々の助け合い、絆のおかげで再開することができた。人と人のつながりのありがたさを実感した」と感謝の気持ちを述べた。

 カキ養殖の仕事を、実際に採苗器やロープを見せながら説明。実物のカキや漁具に興味津々の児童らに、「誰にも負けないカキをつくるには手間暇かけて工夫しなくてはいけない」と思いを語った。

 最後は「食べ物にはたくさんの人の思いが詰まっているので、大事にしてほしい」と呼び掛けた。

 給食では、同会が開発したメカジキメンチコロッケを1055人分提供。港町・気仙沼の魚を味わえる特別な給食に、児童らは顔をほころばせていた。[....]