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オ海毛ガニ不漁スタート、8割減でキロ6000円

2019年4月11日

 オホーツク沿岸で3月から始まった毛ガニかご漁は、南部で記録的不漁に見舞われている。浜相場は高騰し、平均単価は空前のキロ6000円台を記録、産地関係者からは「異常な高値」との声が上がり、製品販売の先行きに懸念が出ている。

 同漁は例年通り、北部の宗谷管内を皮切りにスタートし、3月16日に同管内の宗谷、猿払村、頓別、枝幸で一斉に初水揚げがあった。20日からは南部のオホーツク管内の雄武-常呂、25日から網走-ウトロでも解禁。順次操業が始まり、4月8日の斜里での初水揚げをもって全地区が出揃った。

 しかし、オホーツク管内の漁模様はシケもあって思わしくなく、道の集計によると3月31日現在の漁獲は前年同期比84%減のわずか11トンと低迷している。宗谷管内も8%減の296トンと前年を下回っているが、これは出漁日数が前年より3日少ないことに起因しており、一日当たりの漁獲量は11トンとほぼ前年並み。オホーツク管内の一日当たりの漁獲量は前年比74%減の0・5トンで、不振ぶりが際立つ。南部の漁協関係者は「出漁してかごを入れても全然(カニが)掛かってこない。資源が少ないようだ」と困惑している。[....]