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オ海ホタテプレシーズン幕開け、JF枝幸で日15トン

2018年3月14日

 オホーツク海沿岸でホタテの稚貝放流に向けた漁場造成が始まった。作業に伴う残存貝の水揚げも行われており、オホーツクホタテの「プレシーズン」が幕を開けた。

 先陣を切ったのは北部・稚内管内のJF枝幸漁協で7日からスタート。残存貝は一日15トン前後が水揚げされている。貝柱の歩留まりは8%前後、製品アソートは3S、4S主体。8日から漁場造成を始めた南部・北見管内のJF雄武漁協も残存貝の歩留まり、製品アソートは同様となっている。

 13日からは北部の猿払村、頓別でも漁場造成が始まった。そのほかの漁協の開始予定日は宗谷15日、沙留18日、紋別、湧別20日、網走31日、常呂と佐呂間は4月7日となっている。

 漁場造成の終了後、5~6月ごろから順次、本操業へと移行。今期は漁場造成と本操業合わせ、前年実績を約2割上回る25万トン弱の水揚げが見込まれている。2014年冬の大型低気圧被害により3年続いた「低水準期」を脱し、増産に転じるシーズンとなる。

 流通面では玉冷の国内消費拡大が課題。主要輸出先の米国のホタテ増産や、オ海南部で小型サイズの増加が予測され輸出見通しが厳しいためで、円滑消流への道筋を付けられるかどうかが焦点となる。[....]