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オホーツク海ホタテ漁場造成始まる、枝幸から残貝水揚げ

2017年3月9日

 オホーツク沿岸北部の宗谷管内枝幸で7日、ホタテの稚貝放流のための漁場造成が始まった。他地区でも順次始まる見込みで、オホーツクホタテは残存貝を水揚げするプレシーズン漁から幕を開けた。

 枝幸では初日に昨期のホタテ漁場の造成作業が行われ、残存貝61トンが水揚げされた。昨期の漁場は平成26年冬の大型低気圧の被害を受けた漁場で、「(貝が)多く残っていた場所に当たった」とJF枝幸漁協。漁場造成は6月ごろまで行われ、残存貝の価格は5月に決められる予定。

 北部ではこの先、頓別が3月13日、宗谷、猿払村が15日に漁場造成を開始予定。南部も湧別の21日を皮切りに、雄武(30日)、網走(同)、紋別(4月3日)、沙留(4月5日)、常呂・佐呂間(4月7日)で順次スタートする予定だ。漁場造成が終わり次第、本操業へと移行する。

 水産経済新聞の聞き取りによると、残存貝と本操業を合わせた今期の水揚げ計画は、北部が前年実績比5%減の9万300トン、南部が11%増の9万3600トン(サロマ湖養殖除く)、計3%増の18万3900トン。低気圧被害の影響から3年連続低水準にとどまる見通しだ。

 流通面では主体製品である玉冷の動向が焦点。昨期は玉冷価格の高止まりで内販、輸出が停滞したこともあり、序盤からの値頃な価格形成で販売体制を築き直せるかどうかが課題となる。[....]