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オホーツクホタテ大復活、5年ぶり30万トン台回復へ

2019年4月3日

 オホーツク産ホタテの今シーズンの水揚げは、2014年度以来5年ぶりに30万トン台に達する見通しだ。14年冬に襲来した大型低気圧被害からの回復効果のほか、自然発生貝の水揚げも見込まれるためで、歴史的にみても高水準のボリュームとなる。

 北海道漁連がこのほどオホーツク地区の各漁協の水揚げ計画をまとめた。北部の稚内管内が前年実績比5%減の13万9200トンと前年を下回るものの、南部の北見管内(サロマ湖養殖含む)が27%増の16万1860トンと伸長、合計で30万1060トンと前年より10%増産する計画だ。各漁協ではすでに漁場造成に伴うホタテ水揚げが開始6~12月に本漁期を迎える。計画通りなら過去20年では5番目に多い水揚げとなる。

 オホーツクのホタテ水揚げは、昨年低気圧被害からの影響を脱し27万3100トンを水揚げ。今期はさらに増産が進み、計画通りなら過去20年では5番目に多い水揚げとなる。

 原貝の増産計画により、焦点となるのが主力製品の玉冷の生産動向だ。道漁連は冷凍両貝やウロ付きボイルでの中国向け輸出は後退すると予測、相対的に国内販売向けの「玉冷の生産量が増える」との見方で、製品サイズは小型が多くなるとみられている。[....]