イヨスイ、中国HACCPでブランド力高め販売増へ

2017年5月24日

イヨスイ工場内を視察するCCICのメンバー

イヨスイ工場内を視察するCCICのメンバー

 中国が推進している衛生管理システム、HACCPの第1号認証を、愛媛県宇和島市の水産会社、イヨスイが4月に養殖ブリで取得した。中国国外では水産関係で初の認証。荻原達也社長は「強化された衛生管理システムを強みに、中国のみならず海外輸出に積極的に取り組みたい」と意欲を燃やす。

 宇和島で養殖されるタイやブリなどの加工、販売を手掛けるイヨスイでは、独自の処理技術を強みに、国内向けの販売だけでなく、海外販売にも早くから取り組んできた。荻原達也社長は、「中国HACCPを取得したからといって通関が早く切れるようになるなどのメリットがあるわけではない」としながらも「社員の衛生管理力の向上など認証取得による手応えを確かに感じている」と効果を語る。

 同社が今回取得した対象魚は、養殖ブリ。昨年1月ごろから徐々に準備をはじめ、5月ごろからは本格的に取り組みを始めた。

 認証効果を継続するには、年に1度の監督審査と3年ごとの更新審査を受ける必要がある。対象魚種を増やすには、更新審査の際に申請すれば比較的容易に認められるという。[....]