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もうかる漁業で遠洋一本釣り新造船「第11旭丸」進水

2016年11月16日

新造船を「第11旭丸」と命名する市田旭漁業社長

 水産庁の漁業構造改革総合対策事業のもうかる漁業創設支援事業で承認された「枕崎地域プロジェクト(遠洋カツオ一本釣りⅡ)」(事業実施者=鹿児島県JF枕崎市漁協)により、旭漁業(株)(枕崎市、市田惠八朗社長)が建造を進めていた遠洋カツオ一本釣り船・第11旭丸(499トン)が13日、静岡市の(株)三保造船所で進水した。

 進水式で市田社長が新船を第11旭丸と命名、社長の長女・さとさんが支綱を切断すると、新船は駿河湾に雄姿を浮かべた。来年3月初旬に完成・引き渡しが行われ、その後、実証事業に入る予定。

 もうかる漁業の事業実施者の枕崎市漁協から、用船先に決定を受けた旭漁業が6月から三保造船所で建造を進めていた。代船建造で被代船の船名を引き継ぎ、烏山邦浩漁労長以下30人が乗り移る。

 もうかる漁業を活用し同型・同仕様の遠洋カツオ一本釣り船を複数隻連続して建造することにより、建造費用を1億円削減して12億円台にし、採算ラインを下げた船の第2船となる。「遠洋かつお一本釣り漁船新船建造ワーキンググループ」の検討結果が同プロジェクトに盛り込まれた。

 10~5月に南方海域でカツオ操業、6~10月に近海・東沖海域でビンナガ・カツオ操業を行う。 地元、枕崎市のカツオ節業界からは、脂分が少なく品質がよいカツオを生産する遠洋一本釣り船に対し期待が大きく枕崎地域の加工業者に安定供給することで業界の振興に貢献する。[....]