[1057]みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)第24回年次会合の結果について

2018年5月17日

 昨年10月9日から12日まで、インドネシアのジョグジャカルタにおいて開催されましたみなみまぐろ保存委員会(CCSBT)第24回年次会合の結果についてお知らせいたします。
 みなみまぐろ保存委員会(CCSBT:Commission for the Conservation of Southern Bluefin Tuna)はミナミマグロの保存および最適利用の確保を目的として1995年に設立された地域漁業管理機関です。他の機関漁業管理機関と異なり、ミナミマグロという一つの魚種を管理するので、特定の管轄水域が設定されていないことがこの機関の特徴です。
 年1回開催される年次会合で、総漁獲可能量(TAC:Total Allowable Catch)および各メンバーの割当量などのミナミマグロの保存管理措置を決定しています。会合には日本、豪州、ニュージーランド、韓国、インドネシアおよび南アフリカがメンバーとして、また、台湾とEUが拡大委員会のメンバーとして参加し、日本からは、太田慎吾水産庁資源管理部審議官のほか、水産庁、外務省、経済産業省の担当者、研究者、業界関係者が出席しました。
 会合では、次期3カ年(2018~20年まで)のTACについて、科学委員会における資源評価を踏まえ、昨年の合意どおり、2014~17年までの各年1万4647㌧から3000㌧増の各年1万7647㌧とすることが確認されました。これに合わせて、我が国の割当量も各年4737㌧から各年6165㌧に増加することになります。
 また、各メンバーが未使用の割当量について翌年漁期以降にも繰り越すことが可能となりました。ただし、繰越可能な量は繰越前の各メンバーの割当量の20%が上限となっています。
 さらに、これまで協力的非加盟国として本委員会の議論に参加してきたフィリピンについて、近年、同国がミナミマグロの漁獲を行っておらず、会合にも出席していないことから、その協力的非加盟国としての地位が失われることとなりました。
 次回会合は、2018年10月にニューカレドニア(フランス領)のヌメアで開催される予定となっています。
(水産庁国際課)

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http://www.agriworld.or.jp/agriworld1/kaigai/index.htmlみなみまぐろ