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【魚食にっぽん】Vol.61/気仙沼の魚を学校給食に普及させる会

2016年2月22日

タブレット端末で学習

 海浜地域の小学校では総合的な学習の時間を使い、地域産業に理解を深めようと、地元漁業者や水産加工業者らを招き、あるいは職場を往訪する事例が増えてきた。水産業への理解や魚食普及に好材料だが、いざ教壇に立ち、生徒の気を引くのは至難の業だ。「気仙沼の魚を学校給食に普及させる会」は、専用の学習ソフトを開発し、タブレット端末を教科書代わりとすることで、水産への学習意欲を高めている。
 学習ソフトのコンテンツは、一問一答形式でつづるのではなく、情報を小出しに、ただし連続性をもたせるため、リンク機能を縦横無尽に張り巡らせた。ちょっとしたゲーム感覚で始めても、多くの絵や写真とともに付加情報が提示され、自然に知識を増やせる。「知りたい」と思った内容を特化し、自分のペースで知識を深掘りできる点で、紙やパワーポイントの教材と大きく異なる。
 例えば「食にたずさわる人」を知ろうとした時、最初の画面で漁業に始まり、幾多の産業を経て提供される過程が分かる。漁業に興味をもったら、「気仙沼の漁師さん」をタッチすれば、当地の主要漁業種が表示され[....]