【魚食にっぽん】Vol.60/ヒロ中田さん、「新・ご当地グルメ」提唱

2016年1月25日

ヒロ中田さんが関与したご当地グルメ。

ヒロ中田さんが関与したご当地グルメ。

 「深浦マグロステーキ丼(マグステ丼)」は昨秋、デビューから864日(約2年4か月)で累計10万食提供を達成した青森・深浦町のモンスターご当地グルメだ。町外から訪れた観光客が町に約5・5億円もの経済効果をもたらした。多くの人を引き付けてやまない魅力の源泉はどこにあるのか。マグステ丼に代表される、地産地消にこだわった「新・ご当地グルメ」を提唱し、各地で開発に関与してきたヒロ中田さんに話を聞いた。
 ◆ヒロ中田さんが関わるご当地グルメの人気の秘訣は何ですか。
 ◇ヒロ中田さん/ご当地グルメの開発に力を入れ始めた当初(平成17年ごろ)は、ご当地グルメブームの盛り。すでに、素材をただシンプルに(刺身や具材で)使っただけのものを世に出しただけでは、高い評価は受けられる時代ではなかった。
 中には、地場産食材をあまり使わないものさえあった。ただ、僕はもともと「地産地消」で地域を元気にしたいというのが開発の動機だったから、とにかく地場産食材にこだわり開発してきた。[....]