『凍眠』語る/山田テクニカン社長×大崎伊藤忠食品取締役

2019年10月21日

リキッドフリーザー「凍眠」の技術的優位性について語る山田社長(右)と生鮮に近い冷凍品の販売で食品売場を活性化できる」と大﨑取締役

㈱テクニカンと伊藤忠食品がコラボする「凍眠」で作った高鮮度冷凍品の販売戦略について、大﨑剛・伊藤忠食品の取締役執行役員とテクニカンの山田義夫社長に語ってもらった。

 ◇司会/お二方に伺います。日本の水産の現状をどのようにとらえていますか。

◆山田社長/日本の水産物は、世界でも最高レベルの品質を誇っている。漁労技術にしても、加工技術にしても大変優れている。だが生産から流通、加工に至る段階が複雑で、漁業団体の数が多すぎる。もっとシンプルなしっかりしたサプライチェーンを構築してほしい。

◆大﨑取締役/…品質でいえば、確かに日本は最高レベルだが、それがしっかりビジネスとして成り立っているのだろうか。個人や零細な漁業会社がリスクを冒して出漁し、加工業者も大半が零細企業だ。生産コストは高止まりしている。これが今の水産業の実態ではないだろか。このままでは生産人口が減り、若い人も夢をもてない。収入のよい産業へいってしまうのは当たり前のことで、水産業を継いでいく人が少なくなってしまう。[....]