「SH〝U〟N」で50漁評価、水研機構がガイド作り

2016年7月15日

SH〝U〟Nプロジェクト評価項目概要(案)  

 水産研究・教育機構(宮原正典理事長)は、水産資源を持続的に利用するためのガイドとなる「水産物の評価リスト」の作成を進めている。日本で漁獲される水産物の現状を国民に分かりやすく伝えるためスマートフォンのアプリで手軽に見られるようにする。年内に約10魚種、将来的に約50魚種の評価を公表し、同時に水研機構の科学データも公開する。

 13日の定例会見で宮原理事長が報告した。リストの作成は「SH“U”N」(サステイナブル〈S〉でヘルシー〈H〉なうまい〈U〉日本〈N〉の魚)プロジェクトとして進める。日本で漁獲される水産物を「資源の状態」「環境への配慮」「管理の状況」「地域の持続性」の4つの評価軸で総合評価し、健康と安全・安心に関する情報を併せて提供する。

 宮原理事長は「日本で漁獲される水産物を包括的に評価し、誰でもアクセスできるものをつくりたい」と語り、包括連携協定を結んでいる女子美術大学と協力し、スマートフォンアプリの構築を進めていると説明した。消費者が水産物を購入する際の判断材料となるようにし、海区・県レベルでの魚種別評価リストとして発信する。[....]