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「11月7日豊洲移転」、小池知事が延期を正式に発表

2016年9月1日

築地市場の豊洲移転延期を記者会見で正式に発表する小池百合子東京都知事

 東京都の小池百合子知事は、東京・豊洲市場8月31日、東京・西新宿の都庁で会見を開き、11月7日開場予定だった豊洲市場への移転延期と、11月2日から予定の築地市場の閉鎖と解体の延期を正式に発表した。新たな移転時期は新設されるプロジェクトチーム(PT)が出す結論を待つ。
 都政のスローガンとして「都民ファースト」を掲げる小池知事は「都民の普通の疑問に答えていかなければならない」と強調。「『一度決めたことだから』『もう造ってしまったのだから』何も考えなくてよいという都政は行わない。都民目線の利益を第一に考え、時に政策変更する。安全なのかどうか立ち止まって考える」と述べた。政治判断に至った疑問点に「安全性への懸念」「巨額かつ不透明な費用の増加」「情報公開の不足」を挙げた小池知事は、特に土壌汚染対策後に浄化確認のために行う地下水モニタリング(2か年)の最終調査の採水が、設定された開場日の11月7日よりあとの11月18日以降になっている点を憂慮。「来年1月公表の結果で安全性の確認が取れるまでは譲れない」ことを強調した。新たに組織される市場問題プロジェクトチームでは、地下水モニタリングの結果をはじめ、新市場の使い勝手の改良、事業の継続性や予算の適正性を調査し、新たな移転時期の検討を行う。[....]