「豊洲元年」幕開け、筑地市場で最後のマグロ初セリ

2016年1月6日

生鮮マグロ卸売場に集結した卸5社の社長

 東京・築地市場で5日、平成28年の初市が開かれた。今年11月に豊洲市場へ移転するため、これが築地で最後の初市。注目のマグロのセリでは、東都水産が上場した青森県大間産200キロの生鮮本マグロがキロ単価7万円の最高値(1本値1400万円)で落札。築地80年の歴史に幕を閉じ、新市場で新たな歩みを始める「豊洲元年」が幕開けした。

 生鮮マグロ卸売場では、東都水産の関本吉成社長が「11月7日には豊洲での営業が始まる。今年はまさに“豊洲元年”。築地の80年の歴史に感謝しつつ、新市場で不安なく取引を開始できるよう一致団結して取り組む」などとあいさつ。

 東京築地魚市場大物業会の早山豊会長はマグロの資源問題に言及し、「太平洋クロマグロは、ワシントン条約締約国会議が今年開かれることもあり、関係国が管理を進めている。しかし、供給の大部分を占めるメバチは国際的な枠組みも不十分で、管理も極めて遅れている。関係国の中で水産庁が中心的役割を果たすように要請していく」などと述べた[....]