「豊洲で歌舞伎の舞台を」海老蔵さんトークセッション

2019年2月20日

 東京都が主催する豊洲市場の賑わいづくりイベント「豊洲市場Oishii(おいしい)土曜マルシェ」の特別企画として16日、スペシャルトークセッション「魚河岸と歌舞伎-豊洲市場の未来に寄せて」が開かれた。ゲストとして歌舞伎俳優の十一代目市川海老蔵さんが豊洲市場の特設会場を訪れ、小池百合子都知事、伊藤裕康豊洲市場協会会長、伊藤宏之魚河岸会会長と語り合った。

 定員の200人を超え多数の立ち見客も出る中で行われたトークセッションは、5街区の関連事業者の大和寿司のにぎりの試食に始まり、来年5月に控えた海老蔵さんの十三代目市川團十郎白猿襲名、江東区と歌舞伎や、魚河岸と歌舞伎の関わりなど多岐にわたった。

 市川團十郎の家系である市川宗家(成田屋)と、日本橋時代から300年の歴史を重ねてきた魚河岸会とは、今も歌舞伎十八番の「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」の興行を行う際、舞台で使う鉢巻きの目録進呈の儀式が行われるなどつながりがある。また、三~七代目の市川團十郎が現在の江東区木場に住まいを構えて、後継者の育成などにあたっていたなどの記録が残っている。

 海老蔵さんは豊洲市場で歌舞伎の舞台をさせていただくなどして、十三代目市川團十郎がかつてこんなことをしていたと語り継がれるようにしたい」と語った。[....]