「蝦夷鮑華」デビュー、ひやま漁協がアワビブランド化

2017年3月24日

「蝦夷鮑華」をPRするひやま漁協青年部の成田部長(左)

「蝦夷鮑華」をPRするひやま漁協青年部の成田部長(左)

 北海道檜山管内せたな町で若手漁業者が潜水で漁獲した150ミリ以上の大型アワビを「蝦夷鮑華」(えぞほうか)と名付け、ブランド化する取り組みが始まった。17日にはJFひやま漁協青年部貝取澗支部のメンバーが札幌で初のイベント販売に挑戦した。

 せたな町大成地域にある海藻の繁茂状況が良好で成長も早い特定漁場で漁獲される大型アワビにブランドネームを付け、タグ付きで販売して、差別化を図る取り組み。道の平成28年度日本海漁業振興緊急対策事業の補助を受け、ポスターや発泡容器に貼るステッカーも作成した。

 ひやま漁協青年部長の成田直広氏(貝取澗支部長)によると、ブランド名は青年部員自らが、協議の結果「蝦夷鮑華」とし決め、ひやま漁協として商標登録した。「アワビが取りもつ地域の縁。そして、大切な日に感謝して、食卓にちょっと贅(ぜい)沢な花を咲かせてほしい」との思いを込めた。「刺身がいちばんだけど、踊り食いもお勧め。札幌ススキノの高級鉄板焼き店ならステーキも」と話す。

 ただ「あくまで第一の矢」と強調。「これを起爆剤にして、岩ノリやワカメ、ホッケやイカなど、地域にあるほかの特産品を第二、第三の矢として、どんどん売っていける道筋ができれば」と考える。

 イベントは札幌のホテルでアワビと海の幸まつり」と題して開催。が初登場の「蝦夷鮑華」は一セット2個入り3980円という通常の半値で販売。デビューとしては上々のスタートを切った。[....]