「育もう 海 人 地域」決議、福岡で全国海づくり大会

2017年10月31日

天皇・皇后両陛下から「お手渡し」 を受ける漁業後継者

天皇・皇后両陛下から「お手渡し」 を受ける漁業後継者

 「第37回全国豊かな海づくり大会福岡大会」が29日、天皇・皇后両陛下ご臨席のもと、福岡県宗像市の宗像ユリックスで開かれ、「育もう 海 人 地域 みんなの未来」のテーマのもと「ここ福岡県において水産資源の維持、管理と環境、生態系の保全に努めていく」との大会決議が採択された。

 大会は台風22号による影響で約100隻の漁船による海上歓迎や、天皇・皇后両陛下による放流など、鐘崎漁港で予定されていた海上行事はすべて中止となった。

 式典は「4つの海辺の物語」のテーマで、筑前海、有明海、豊前海、内水面での漁獲風景を映像で映し出しながら合唱や和楽器、創作ダンスなどとコラボ。天皇・皇后両陛下が臨席され、全員で九州北部豪雨の犠牲者に対し黙祷(とう)した。主催者を代表し大島理森大会会長(衆院議長)が「福岡県では資源管理型漁業や栽培漁業を推進し漁場環境保全、水産物の消費拡大を展開しており大変意義深い。将来にわたり豊かな海を実現するために尽力を」とあいさつ。小川洋県知事は「今大会を契機に海や河川、水源地域の環境保全の大切さを未来を担う子供たちにつないでいきたい」と述べた。

 引き続き、天皇・皇后両陛下からそれぞれトラフグやクロアワビなどの稚魚が入ったバケツを漁業後継者に渡す「お手渡し」が行われた。[....]