「築地関係者の納得最優先」専門家会議の平田座長会見

2016年9月21日

記者会見で「築地関係者の納得を最優先」と語る専門家会議の平田健正座長

 東京・豊洲市場施設の地下に、土壌汚染対策などを検証した専門家会議(平成19年5月~20年7月)の提言にあった盛り土をせずに、都の独断で空洞(地下ピット)を設けていた問題で、再招集された専門家会議の平田健正座長(放送大学和歌山学習センター所長)は17日に都庁で会見し、「築地市場の方々が安全・安心と納得するまで」検証を進めていくことを強調した。

 地下ピットの存在が明るみに出たことを受け、小池百合子知事から14日夕に再招集と審議の依頼を受けたという平田座長は「時期や形式を定めないフリーハンド(自由裁量)で依頼された」と紹介。提言の前提条件が崩れているとして「現状確認と再評価」に集中して取り組んでいくとした。リスク管理上、対策が必要になれば検討する。

 平田座長は当事者である「築地市場の方々と行うリスクコミュニケーション(情報共有と意見交換)が大事」と重ねて強調し、当時と同じく傍聴者との一問一答を通じて「どんな疑問をもち、どういう問題点を解決していかなければならなかを、一つひとつつぶしていく」と方向性を語った。[....]