[1024]「北方四島周辺水域における日本漁船の操業枠組み協定」に基づく日ロ政府間協議および民間交渉の結果について

2017年1月18日

 「北方四島周辺水域における日本漁船の操業枠組み協定」(1998年発効)に基づく日ロ政府間協議および民間交渉では、毎年、北方四島周辺12海里内の水域における我が国漁船による操業条件および生物資源の保存・合理的利用などについての協議が行われています。

 昨年の交渉は、10月11日から14日まで、モスクワにおいて開催されました。政府間協議では、この協定に基づく平成27年および28年における日本漁船の操業状況についてレビューを行った上で、協定の効力が1年間継続されることを確認しました。
 民間交渉では、北海道水産会などの日本側民間団体と連邦漁業庁および連邦保安庁国境警備局などのロシア側関係省庁の間で交渉が行われ、29年における日本漁船の漁獲量等の操業条件などについて協議しました。

 その結果、操業条件などを据え置くこととして10月14日に実質的に妥結し、下記のとおりとなりました。また、北方四島周辺水域におけるロシア・トロール漁船の操業により、日本漁船に漁具被害が発生するとともに漁獲が低迷している問題について、日本側からロシア側に対し、ロシア・トロール漁船の操業自粛、漁具被害防止のため洋上で日ロ漁業者間の連絡体制構築を要請したところ、ロシア側は、問題解決に向け取り組む旨を表明しました。

1.漁獲量(平成28年と同じ)
 スケソウ  955トン
 ホッケ   777トン
 タコ    216トン
 その他   232トン
2.漁期(平成28年と同じ)
 スケソウ刺網漁業  1月1日~3月15日
 ホッケ刺網漁業   9月16日~12月31日
 タコ空釣り漁業   1月1日~1月31日、
 10月16日~12月31日
3.操業隻数
(平成28年と同じ)
  48隻
4.協力金等
(平成28年と同じ)
 協力金 2,130万円
 機材供与2,110万円
(水産庁国際課)