「全国豊かな海づくり大会」/9月10、11日庄内で開催

2016年8月31日

豊かな海づくりに向け、大会シンボルのサクラマスの稚魚を放流する児童たち

豊かな海づくりに向け、大会シンボルのサクラマスの稚魚を放流する児童たち

 第36回全国豊かな海づくり大会が9月10、11日の両日、天皇・皇后両陛下ご臨席のもと、山形県沿岸の庄内地域を舞台に開催される。多種多様な水産資源を育む庄内の海、その源泉となる美しい森や川をPRし、将来にわたって保全していく重要性を訴える。「森と川から海へとつなぐ生命(いのち)のリレー」をテーマに掲げた大会概要、関係者の決意、地域水産業の特色などを紹介する。

 山形県は「日本百名山」に数えられる蔵王山、月山、鳥海山、吾妻山、飯豊山、朝日岳の山々がそびえ、県域の7割以上を森林地帯が占める。そこで蓄積された栄養分は、最上川を通して隅々まで運ばれ、日本海に注ぎ込み130種を超える魚介類が水揚げされる豊かな漁場を形成する。

 大会行事は「式典行事」「海上歓迎・放流行事」の2つを実施。式典行事は11日午前、酒田市の市民会館「希望ホール」で。地元の水産高校生、海洋少年団員の介添えにより、両陛下から地元の海面・内水面漁協の若手組合員が、サクラマス、ヒラメ、アワビ、イワナの稚魚などのお手渡しを受けるほか、庄内地域の豊かな海づくりに貢献した団体の表彰、次代を担う若手漁師の決意表明、地域水産業を紹介する映像放映などを行う。

 海上歓迎・放流行事は11日午後、鶴岡市の鼠ヶ関港で、両陛下にヒラメ、トラフグ、クロダイの稚魚を放流していただくほか、海上パレードや漁船披露による地域の漁法紹介などを行う。[....]