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「全国漁業者交流大会」閉幕、宮津なまこ組合ら大臣賞

2018年3月5日

「漁業者交流大会」の全体意見交換会では農水大臣賞受賞者への質問が相次いだ

 都内で1日から開かれていた「第23回全国青年・女性漁業者交流大会」(JF全漁連主催)が2日に閉幕した。社日は全国43の青年・女性漁業者グループが日頃の研究や活動成果を報告し、2日の全体会で各賞が発表された。
 農林水産大臣賞は資源管理・資源増殖部門で京都府の「宮津なまこ組合」が受賞した。減少と小型化が著しい同海域のナマコは若手漁業者の意欲や府の科学的裏付けで漁獲規制が始まり、加工価値の低い300グラム未満を漁獲規制、延べ操業時間は7割減ったが規制以前と同程度の収入を得る。
 漁業経営改善部門は、アサクサノリを復活させた三重県の「伊勢あさくさ海苔保存会」が受賞した。2016年度の共販で付けた最高値の一枚170円は全国一。「漁業は成長産業になる」と証明した。
 流通・消費拡大部門で選ばれたのは宮城県のJFみやぎ仙南支所(亘理)水産加工研究会。震災後に復活させた「浜っこかあちゃん市」は、少人数・高効率運営を目指し、1か月間毎日の販売で最適な月8日の営業を確立した。日を限定した参加しやすい環境で、新人部員を獲得している。
 地域活性化部門では、愛媛県のJF大浜漁協女性部が受賞した。大量発生した軟体サンゴ対策で、熊本県「JF天草漁協五和支所裸潜組合」が多面的機能・環境保全部門を受賞した。[....]