「ディスカバー農山漁村の寶」、島根の㈱魚の屋がGP受賞

2019年12月6日

隠岐の島町の協力工場従業員(農林水産省のウェブサイトから

内閣官房と農林水産省は3日、首相官邸で第4回有識者懇談会を開き、第6回「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」のグランプリに、ビジネス部門の㈱魚の屋(島根県大田市)を選定したと発表した。希少な天然ワカメの加工作業を一部障害者就労施設や高齢者に委託して商品化・販売している企業で、漁師の手取り向上に加え、地域振興に寄与している点などが高く評価された。

 コミュニティ部門やビジネス部門から事前に選定されていた31地区の中から選ばれた。魚の屋の事業を通じて、天然ワカメの商品売り上げは3200万円から4年で3億5000万円に増加。3~5月末に漁師に平均月収43万円をもたらした。加工は13か所75人の障害者就労施設に発注。加工賃の単価増にも貢献した。隠岐の島などの離島に8つの加工場を展開するなどしたことが評価の対象となった。

水産色の強い団体・企業のグランプリは第1回のJF新湊漁協(富山県射水市)以来の快挙となった。[....]