[1046]◆大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)の年次会合の結果について◆

2018年1月29日

 今回は、去年11月14日から21日まで、モロッコ王国のマラケシュにおいて開催された大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)第25回通常会合(年次会合)の結果についてお知らせします。
 会合には、日本、EU、米国、カナダ、中国、ブラジル、南アフリカなど44の加盟国・地域の参加があり、我が国からは、太田愼吾水産庁資源管理部審議官、宮原正典農林水産省顧問の他、水産庁、外務省、経済産業省、国際水産資源研究所等から関係者が出席しました。年次会合の主な結果は次のとおりです。
 1.大西洋クロマグロ
 2018年~20年の総漁獲可能量(TAC)および国別割当量が合意されました。各年のTACと主な加盟国等への割当量は下表のとおりです。
 【東資源(地中海含む)】

 

2018年

2019年

2020年

2017年(参考)

TAC

28,200

32,240

36,000

23,655.00

うち日本

2,279

2,528

2,801

1,930.88

EU

15,850

17,536

19,360

 13,451.36

モロッコ

2,578

2,892

3,219

2,152.71

チュニジア

2,115

2,344

2,590

1,791.00

留保枠

650

750

 

 ※科学委員会の勧告を踏まえ、各年のTACをレビュー。
 19年および20年の留保枠について、資源状態等を踏まえて各国への追加配分を今後検討。
 【西資源】

 

2018年

2019年

2020年

2017年(参考)

TAC

2,350.00

2,350.00

2,350.00

2,000.00

うち日本

407.48

407.48

407.48

345.74

米国

1,247.86

1,247.86

1,247.86

1,058.79

カナダ

515.59

515.59

515.59

437.47

 ※科学委員会の勧告を踏まえ、各年のTACをレビュー
 2.アオザメの保存管理措置
 大西洋北側の資源について、オブザーバー乗船などの一部の例外を除き、原則漁獲禁止とし、2019年に新たな措置を検討することが合意されました。南側の資源については、新たな措置の採択が見送られました。
 次回年次会合については、2018年の11月にクロアチアで開催される予定です。
(水産庁国際課)